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横浜国立大学都市ノベーション学府IUI展2019-2020「台所的試行」※開催中止

2020年3月19日(木)〜3月22日(日)BankART Station
  • 領域横断展示
IUI展フライヤー デザイン:藤谷さや

「台所的」とは、いくつものことをいくつものモノと同時におこなうということだ。
 台所には調理道具があり、水道やコンロという設備があり、食べる人と食べられるモノが同居している。不要なモノはゴミとなり、加工や調理というプロセスをへて、料理ができあがっていく。人とモノが絡まり合いながら、台所ではさまざまな試行がなされている。
 何かをあたらしく作ろうとするとき、プランはどんどん書き換えられていく。手を動かすことによって、混ざりあうことのなかったモノたちが出会い、アイデアがつぎつぎ更新されていく。そこにはつねに「試しながら考える」というプロセスが含まれている。料理人は味見する、画家は絵の具を混ぜる、人類学者はフィールドでやり方をまねる、建築家は模型をのぞく…。いくつものモノたちの試行が都市を形づくっていく。
 さまざまな工程が同時に展開される台所の空間と、いくつもの物事を同時に考える人間の試行/思考のあり方を重ね合わせてみること。他者と積極的に出会い議論を重ねることで、領域に捉われない大きな問いを生み出したい。
(展覧会ステートメントより)

日程

2020年3月19日(木)〜3月22日(日)
※本展は新型コロナ感染症の影響により開催が中止となりました。

2019年度企画委員

伊澤文彦 磯道要 木谷海斗 草原直樹 小林直行 小林麻衣子 阪根歩美 関優花 鷹野魁斗 並木栞里 林太一 福留愛 毛利栄士 山内海渡
監修:藤原徹平(Y-GSA)、平倉圭(Y-GSC)、染谷有紀(Y-GSC)